もう何が便利ってコレが便利。CSからの機能ですかね。

アピアランスは1つのパスに複数の塗りや線の設定ができる機能です。

今までの機能でそれを考えても、ハテ? 違う太さの線を重ねて線路や道路作る時は便利かも? 程度に思ったもんですが。
これに不透明度や効果、描画モードが加わった時に真価を発揮するんですョ!
というのも、アピアランスの塗りや線のそれぞれにこれらの効果をつけられるんです。

たとえば、←の画像では

1.塗りにグラデーションを設定し、効果の光彩(内側)を乗算モードでつけてベベル感を出し、

2.1枚増やした塗りに黒から白のグラデーションを設定、パスのオフセットで内側に縮小して描画モードをスクリーンにしてハイライトをつける。 

なんてのを1つのパスにできる訳です。

また、それぞれの塗りや線につけるだけでなくパス全体ににもつけられるし、複数のオブジェクトをグループ化してグループ全体に効果をかける事も可能です。

アピアランスの設定はアピアランスパレットで行います。右上の矢印メニューから「新規塗りを追加」等ですな。下にショートカットボタンもあり。

つまり、アピアランスは効果と切っても切れない関係なのでス。