透明度があってガラスの様に背景の色を透かすグラフィックスタイルのチュートリアルです。
限定する訳じゃありませんが、クリスマスのネタ作成にいいかと思います。



解りやすい様に背景画像を用意しました。#006E54 の緑に2×2pxのストライプパターンを20%グレーの乗算で重ねています。
クリスマスカラーv


オブジェクトを配置します。なんでもいいですが今回は200×200pxの円で。
塗りにグラデーションを設定します。0%:#666666(位置:70%) > 50%:#000000 (位置:50%)> 100%:#808080 角度は90度です。


効果 > スタイライズ > 光彩(内側)を、描画モード:スクリーン:#FFFFFF / 不透明度:20% / ぼかし:20px で内側を白くふんわりとぼかします。
塗りの描画モード:スクリーン、不透明度を60%に設定します。


アピアランスパレットのメニュー > 項目を複製 で塗りを複製し、光彩(内側)効果を削除します。
効果>スタイライズ>ドロップシャドウ 描画モード:乗算 不透明度:40% X軸オフセット:1px Y軸オフセット:1px ぼかし:2px カラー#000000 で、影をつけます。
塗りの描画モード:オーバーレイ、不透明度を80%に設定します。


アピアランスパレットのメニュー > 新規塗りを追加し、塗りに#000000を設定します。
効果 > スタイライズ > 光彩(内側)を、描画モード:スクリーン:#FFFFFF / 不透明度:100% / ぼかし:4px で白フチをいれます。
塗りの描画モード:スクリーン、不透明度を60%に設定します。


できあがり。むやみに光らせてみました。

描画モードスクリーンを使用しているので背景に何もないと黒く濁ります。背景を白くする場合は、白いオブジェクトを配置してください。イラレのアートボードは白いけど実は透明で、白くなりません。

背景は単色よりも縞や模様やテクスチャがあるほうがより透けてる感が出ると思います。