Colorテーマパネル、Adobe Color CCなど、テーマの共有で起こる問題です。
探索機能で他のユーザがつくったカラーテーマをうっかりそのまま自分のライブラリに保存すると、作成者が自分の名前に変わって、しかも公開してしまいます。

わかりやすくAdobe Color CCで説明。


探索ボタンをクリックして探索モードに切り替えます。他のユーザが作って公開したカラーテーマが表示されます。気に入ったテーマをクリックして詳細を見てみます。



「toraneko」というタイトルのカラーテーマです。作成者はpochi_lifeという人ですね。
さっそく使わせてもらうのにライブラリに保存ボタンをクリックします。



自分のライブラリに保存するためのダイアログが出ます。初期値では「このテーマを「探索」に公開します。」にチェックが入っています。そのまま保存をした場合、



誰か他のユーザがつくったテーマをそのままコピーして自分の名前で公開したことになります。……これはよくない。よくない仕様です。



Adobe Color CCからカラーテーマをライブラリに保存する場合は、「このテーマを「探索」に公開します。」のチェックを外しましょう。

Adobe Color CCの下部メニューにある利用条件をクリックしてもアドビ一般利用条件にリンクしているので、カラーテーマの利用についての細かい記述は「3.4 お客様のコンテンツの共有」に以下の記述がありますのでここが該当すると思われます。

(a) 共有一部のサービスは、お客様がお客様のコンテンツを他のユーザーと共有する、または公開することができるようにする機能を提供します。「共有」とは、本サービスの使用を通じて、電子メール送信、掲載、伝送、アップロード、または利用を可能にすることを意味します。他のユーザーは、多くの方法でお客様のコンテンツを使用、コピー、変更、または再共有することができます。お客様はお客様が共有するコンテンツに完全に責任があるのですから、何を共有または公開する対象に選択するかを、慎重に検討してください。

規約がどうあれ、クリエイターである以上、他の人がつくったものを自分の名前で公開することには抵抗があります。あるべきです。 よくよく注意して運用しましょう。

@tomochan_1974さん、@noellaboさん、ご協力ありがとうございました。