散布ブラシのチュートリアルと応用です。
昔我が家ではトイレの芳香剤と言えばキンモクセイの香りでした。
お花と葉っぱの散布ブラシを作り、アピアランスで効果を重ねてグラフィックスタイルを作ります。
花の散布ブラシを作ります。
10×10pxの円を配置。塗りは#808080、線はナシに設定します。
円の下のアンカーポイントを選択し、垂直方向に10px移動します。
リフレクトツールで水平に反転コピーし、垂直方向に20px移動します。
二つとも選択して回転ツールで60度回転コピーします。
変形のくり返し[⌘+D]をもう1度適用して花ができました。
ブラシパネルにドラッグして散布ブラシを名前を「flower」で登録。
散布ブラシオプションダイアログで散布の具合を指定します。
サイズ:20%〜100%の間でランダム
間隔:40%〜100%の間でランダム
散布:-60%〜60%の間でランダム
回転:20度〜0度でランダム
彩色の方式は[色合いと陰影]を選択します。
葉っぱの散布ブラシを作ります。
楕円ツールで10×20pxの楕円を描画します。
上下のアンカーポイントをアンカーポイントの切り替えツールでクリックし、ハンドルを削除します。
上下が尖った葉っぱの形になります。
ブラシパネルにドラッグして散布ブラシを名前を「leaf」で登録。
散布ブラシオプションダイアログで散布の具合を指定します。
サイズ:40%〜120%の間でランダム
間隔:100%〜160%の間でランダム
散布:-80%〜80%の間でランダム
回転:160度〜0度でランダム
彩色の方式は[色合いと陰影]を選択します。
「flower」と「leaf」の2つの散布ブラシができました。
アピアランスでキンモクセイを作ります。
まず黄色い花をつくります。
任意のパスを引いて、(例では直径200pxの円)線に散布ブラシを適用します。
線の塗りに[#FEF272]のちょっとぼんやりした黄色を設定。線幅は1pxに設定します。
効果メニュー > スタイライズ > 光彩(内側)… を[描画モード:乗算(塗り:#FCBC06) / 不透明度:40% / ぼかし:4px]で適用します。
ちょっと小さめのオレンジの花を作ります。
アピアランスパネルのメニューから線を複製し、色を[#FEC945]に、線幅を0.6pxに変更します。
葉っぱをつくります。
アピアランスパネルのメニューから新規線を追加し、一番下に移動します。塗りを[#9ED13E]、線幅を1pxに設定、線に葉っぱの散布ブラシを適用します。
効果メニュー > スタイライズ > 光彩(内側)… を[描画モード:乗算(塗り:#3A9E05) / 不透明度:40% / ぼかし:4px]で適用します。
できあがり。
グラフィックスタイルパネルに登録します。
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