DTP Booster 006(Tokyo/090915)(2009年9月15日、デジタルハリウッド本校セミナーホールで開催)DTP Booster 006 にやってきました。専門の講師ではなくて現場一線のテクニシャンが講師としてテクニックをレクチャーしてくれる貴重な機会で、しかもお安いです。桁がひとつ。

世のデザイナー、オペレーターの方はぜひとも参加するととても勉強になると思いますよ。なにしろ使うかどうか解らない新機能の紹介なんかではなく、超実践的な実例を見られますからな。
それと、講師の実際の手の動きがすごく参考になります。参加しない理由がありません。


今回のお題はPhotoshop! 実はうちのホトショはCSです(笑
 
や、だって必要十分なのだもの!w 新機能は使えばきっと便利なのでしょうけれど下位互換にも一番問題ないのはフォトショだし、普段仕事で写真の色補正や調整するくらいならCSで十分事足りちゃうのですよねぇ。

CS4はなにやらコントラストまわりが超進化したらしいですけれど。使ってみたいなーとは思うのですけれど。 CS5が出る前には買います。はい。アップグレードできなくなる前には….

1回目のまめこさん@髑髏のTシャツ!のセッションはモデルさんの写真を使った、切り抜き、ブラシツールを使った髪の毛の補正/作成、黒い背景へのなじませ方、ゆがみツールを使った体型の補正、ダストアンドスクラッチを使った肌の滑らか補正などでした。

アタシもわりといつもやっていることの集大成的な感じでしたでしょうか。CカップがFカップですよ!(そこか 非常に手慣れた感じでホトショへの愛を垣間みた気がしましたw

続く藤本氏のセッションはマスクを使った写真の色補正とソフトフォーカスの効果。さすがと言いますか。元カメラマンさんがホトショ使うと素晴らしいですね。

チャンネルからマスクをつくってハイライトを取り出すやり方なんかは周知で、いつもやってる作業なのですが、色の特性や仕組みを徹底的に理解してる方なのでおっしゃることにいちいち説得力があるといいますか。

講演者の方々、ならびに関係者の皆様、お疲れ様でした!

実は私もPhotoshopとは長いつきあい。イラレ程ではないにしろ、かなり使い込んでいたりもします(CSだけど
で、今回やっぱり思うのはホトショのチュートリアルは難しいなという事。特に補正関係。元の写真次第というか、本当にケースバイケースで、イラレの様に数値通りに入力すれば同じのが出来上がります、と言う訳にはいかないのですよな。

ブラシの使い方やゆがみツールなど、今回のスピーカーのまめこさんや藤本さんのように手練の方がやってるとさくさく簡単に見えますが、相応の修練が必要ですよ、アレ。トーンカーブひとつとっても、画像のどのチャンネルの曲線をどう弄ればどう変化するか、という特性を解っていなければ思い通りには行きません。

イラレ以上に基礎知識や経験がモノを言うアプリだなと痛感した次第です。

あ、あと懇親会で藤本さんの著書をいただいてしまいました。どうもありがとうございました!


そして次回の DTP Booster 007 は「InDesign文字組みアキ量徹底攻略」リターンズ
だそうですよ。組版周りはやはりDTP屋さんの真価が問われるところ!InDesignユーザの方は是非参加するとよいです